本日は、皆さんにぜひ知っていただきたい、大切な交通安全のお話です。

愛知県では、6月11日から20日まで、「カチッと100!」シートベルト・チャイルドシート着用徹底強化旬間を実施しています。

「シートベルトは当たり前」と思われがちですが、実は後部座席のシートベルト着用率はまだ低いのが現状です。

愛知県の一般道では41.4%、高速道路でも89.5%というデータが出ています。

これは、万が一の事故の際に、後部座席の方の安全が確保されていない可能性があることを示しています。

シートベルトを着用していないと、時速40kmでの衝突時にご自身の体重の30倍もの力で投げ出される危険性があります。

これはご自身だけでなく、同乗されている大切なご家族やご友人を守るためにも、後部座席を含む全ての座席でのシートベルト着用が不可欠であることを意味します。

また、小さなお子様を乗せる際には、チャイルドシートが非常に重要です👶

6歳未満のお子様にはチャイルドシートの使用義務があります。

お子様の体格に合ったチャイルドシートを選び、正しく装着することが大切です。

シートベルトやチャイルドシートは、ただ着用すれば良いというものではありません。

　● シートに深く座り、背もたれを倒さずに正しい姿勢をとる。
　● 肩ベルトは首にかからないようにし、たるみがないことを確認する。
　● ベルトがねじれていないか確認し、バックルの金具は確実に差し込む。
　● 腰ベルトは骨盤を巻くようにしっかり締める。

また、妊娠中の方はシートベルトを正しく着用することにより、交通事故の被害から母体と胎児を守ることができます。ただし、健康保持上、シートベルトの着用が適当かどうか、医師に確認しましょう。

着用の際はお腹の膨らみを避け、腰ベルトを腰骨のできるだけ低い位置に通して着用してください。

運転免許をお持ちの方、これから取得を目指す方、そして教習生の皆さん。

私たちドライバーは、同乗者の命を守る責任があります。

運転免許 を持つ者として、交通ルールを遵守し、安心安全 なドライブを心がけましょう。

▶（愛知県警作成）後部座席同乗者も必ず着用!!

▶（警察庁作成）後部座席も必ずシートベルトを!!

▶（県作成）シートベルト全席着用の徹底